サラシナ【副管理人】さんの日記
- タルパ戦争。その経緯と考察
- 2014/10/19 [20:33]
サラシナの、何故なにタルパ。はっじまっるよー！
良い子のみんなー！ よっておいでー！
今日のお話は「タルパ戦争」。
これって噂には聞いているけど詳細を知っている人もかなり少なくなってきていると思う。
この事件事態細かく知る事になんの意味も無いけど、それでも他山の石程度にはなるわけで。
そういった意味でも軽く説明したいと思う。
※経緯に関してはざっくりと説明のみ。
【前提】
当時は２ちゃんのタルパスレやしたらば掲示板でタルパに関して交流が行われていた。
また、特定の固定ハンドルがおり、その取り巻き的な存在も多く居た。
これらの活動場所＋スカイプ、ツイッターなどがタルパーの活動場所。
【発端】
Ｈ氏のタルパＲが暴走し、H氏の精神がダイブ界（精神世界）から戻れなくなっているとの情報がツイッターなどでまことしやかに噂され始める。
これを聞きつけた有名タルパーのＵ氏が取り巻きを誘って合同ダイブによってH氏の精神をダイブ界から取り返す事を提案。取り巻きが賛成。
【経過１】
スカイプやツイッターで連絡を取り合い、合同ダイブが開始。ダイブ界で盛大にバトルを繰り広げH氏の精神を無事解放することに成功。暴走したタルパRも鎮圧される。
この間のやりとりは主にスカイプやツイッターでの実況で行われていた。
【経過２】
その後のタルパRによる話し合いによって、以下の事実が判明。
・タルパRはＨ氏が別の人物T氏が捨てたタルパを譲り受けた物。
・タルパRは自らの主に捨てられた事に対して酷い不信感を持っており、それが今回の暴走に繋がった。
・今後は心を入れ替え、H氏のタルパとして過ごし、問題を起こさない事を誓う。
H氏もタルパRが引き続き自らのタルパになる事を了承。一旦ここで話は決着する。
この一連の流れが後にタルパ戦争と呼ばれる。
【転換】
ここでタルパRを捨てたT氏が某所にて大暴露を行う。
曰く
・タルパRは存在していない。
・元々はタルパー達がダイブ等で交流している事の真実性に疑問を持ち、その確認をする為に創りだした狂言。
・タルパRを捨てたこともH氏に譲った事もすべて狂言であるのでタルパーが言うダイブ界での交流はすべて妄想の産物であると断言できる。
T氏がこの様な事を行った目的だが、彼は離脱系コミュの住人で理論と実践を重視する人物だった為、ダイブ界でのコミュニケーションに非常に懐疑的になっていた事があげられる。
実際に離脱経験者として、あちらの世界での交流の難しさを理解していたという点もあるかもしれない。
【反応】
この暴露でタルパ戦争参加者に激震が走る。
全員が騙されていた形となった為、説明が必要だったしタルパ戦争に参加していない人物からも問い合わせがあった。
※タルパーにもこの件に関して懐疑的な人物は多く居た。
最終的に結論として、H氏、U氏はその様な暴露があったものの、自分達の心のなかでは確かにタルパ戦争はあったと説明。他の参加者もその意見に乗る事によって一応の収束を見る。
【結末】
一応これで終わりかと思われたタルパ戦争だったが、相変わらずタルパーの腐った精魂が遺憾なく発揮される。
H氏、U氏以外の参加者の幾人かが個人的な友人に「いや、実はあれ自分はごっこ遊び的に参加しただけで、確証はないよ」とタルパ戦争の否定を始める。
やっぱりタルパーってこんな奴らばっかりなんだなというオチがあって終了。
以上。実際は細かくタルパ戦争も２回に分かれていたり、いろいろと因縁やら確執があるんだけど、概ねこんな感じだと思ってくれていい。
コレこそがタルパ戦争。タルパ界の黒歴史とされている事だよ。
もっとも、これの一番の問題は騙された云々じゃないとサラシナは考える。
最終的に手のひら返した人物は多かったが、当時は参加者の誰もがそれが真実であると疑わなかった訳だ。
これってある種の集団催眠的な素質を備えているんではないかい？
それが事実かどうかの客観的な要素を検証するでもなく、自分はこう思った、自分はこうだったと決めつける。
しかも自分と同様にタルパ戦争に参加した仲間がいるからその保証は自己の中でどんどん膨れ上がってくる。
当時はタルパ戦争。つまりはダイブ界での合同交流に関して懐疑的な意見を述べる者も多かったけど、U氏一派の声が大きかった為、封殺された経緯がある。
結局、疑問を述べた人達が正しかった訳だけど。
盲信はよくないなぁ～。いろいろ面倒な事になるなぁ～という話だった。
皆も気をつけようねっ。
ちなみに、サラシナはこの件をとある信頼おけるタルパーと話し合い考察した所。
『あのRっていうタルパ。――あれ実在してるし、かなりヤバイ奴だよね』
という結論に落ち着いた事を付しておきたい。
※※※追記※※※
なんだかオチがよく分からんって意見があったので追記。
基本的に怖い話的な感じで受け取ってくれたらいいんだけど、それじゃあ納得いかないであろう人達へ。
まず、「タルパ戦争」に関しては完全にH氏が某氏に騙され、それにU氏の取り巻きが巻き込まれた集団催眠だとして一応の決着が付いているんだよね。
なので本来ならRと言うタルパは存在していなくて、たとえその事件がきっかけでH氏の心の中で作られたとしてもまだまだ存在としては弱いはずなの。
でもサラシナと知り合いが分析して、他の術師とかの意見も聞いてみると、Rって言うタルパは何故か存在しているんだよね。それもかなり明確な形で。
（ココらへんは透視系使える人が何人かいたので確認がとれた）
ここで矛盾が生じるよね。
本来なら存在していないタルパ。けど透視してみると確実に存在している。それもはっきりと、結構強力に。
えっ？ じゃあそれって何？
って話になってるの。
直接の知り合いとかじゃないけど、他の人はタルパRについて「外宇宙思念体」って分析してたね。
いわゆる宇宙人。面倒くさい奴ら。
まぁ、そんなこんなで未だにタルパ戦争関連はサラシナの中で気味の悪い話として残っているのだ。
ちなみに、タルパRのマスターであるH氏は完全に精神病んでたよー。
まぁ、サラシナが面白がって煽りまくったってのもあるんだろうけど……。
コメント 23件
2014/10/19 [22:02]
うわああ・・変なのに隙をつかれたって感じですね；；；
ちょっと寒気がキツい話でした・・・ヤバイ感じする
重なり合った妄想も本当に気をつけなければ・・・自省の意味も込めて
推測と確認と結果による客観的な考察って大事ですね
2014/10/19 [22:18]
私にとって、タルパ戦争の話はすごく貴重なお話でした。
読ませて頂き、ありがとうございます。
客観的な視点と判断を失くした盲信の怖さを思い出しました。
気負うつもりはありませんが、自分のタルパ達と付き合う上で冷静な客観視は必要だなと改めて思います。
……ところで、サラシナさま。
最後の結論の一言、怖いです～。（＾＾；
2014/10/19 [22:43]
この記事を読んで何か悪寒が走ったのですが…いえ、まだしっかりと考察してないし、軽く読んだだけなのですが…やはり思念、思い込みというようなそういうものが…
ともかく疑問を持たず何もかもを盲目的に信じるのは危ない事を再確認しました。興味深い事例でした、書いて下さった事に感謝致します、有り難う御座います。
2014/10/19 [23:08]
この事件はタルパの存在の大前提までもを揺るがしたと思う
盲信には気を付けろ、といってもたった今自分も穴に落ちてるような気はしなくもない
タルパーは基本的自分の世界を壊されたくないと考えているからセイタルなんかでこんな話したらぶっ叩かれてる所ですぜ
2014/10/19 [23:15]
サラシナさんって文章まとめるのすごい上手いですね。
知りたかったことなので助かります。
2014/10/20 [00:06]
これも知りませんでした…教えてくださりありがとうございます。
怖いですね……集団の心理がいかに恐ろしいか、よくわかる事件ですね。
最後怖い((((；ﾟДﾟ)))))))
2014/10/20 [13:33]
なるほど、第一次タルパ戦争は集団催眠のようなものによって各人の中で独立して起こっていたという解釈で概ね合っていたのですね。
貴重な証言をありがとうございます。
2014/10/20 [14:58]
途中の釣り宣言でちょっと草生やしたのに…
オチ怖すぎｨ！
説明ありがとうございました！
2014/10/20 [22:05]
アスペな僕にオチ解説オナシャス
2014/10/21 [01:02]
>>業斗さん
自分の感覚を信じる必要性もあるし、客観性を忘れない事も必要。
難しいよね。
>>香葉さん
客観性は本当に重要。それを持たないと只の気狂い。
あと、この位のことで怖いって言っていたら、更に昔のタルパ初期の因縁関係の話はチビると思う。
>>白野さん
基本的にここにいる人ってそこら辺大丈夫だと思うけどね。
いつも第三者的な視点を持って自分の行いを把握する事はたいせつだよね。
>>鶴見さん
セイタルでも似たような事いいまくってた事はあるよ。本スレで名指して基地外あつかいされたけど。でも面白いように動揺するタルパー達を全力で煽るのは楽しかった。
あ、ここではやらないよ。
>>Y子さん
文章書きまくってたらある程度はわかりやすい文章書けるようになるよ。
サラシナは面倒なんで結構適当だけどね。